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今の私ができるまで。〜自分の生き方についてとことん悩んだ20代後半から30代〜

この記事は約5分で読めます。

こんにちは!子供のための英語環境アドバイザー、kaoriです。
私の過去を振り返っての自己紹介はこれでおしまいです。
今までの記事はこちらからどうぞ。

さて、20代後半にさしかかった頃、今の夫と知り合います。
私が仕事がに夢中になっている真っ最中です。
夫は(当時の彼)そんな私をみて、そこまで必死に働くなんて、意味が分からない。
社員を酷使する会社がおかしいんじゃないか?
そういう思いで見ていたようです。
私としては、仕事は自主的にやっていましたから、例え休日出勤があっても、土曜日に仕事があって休みが週一になっても、さほど不満は持っていませんでした。
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ちなみに、夫は南ヨーロッパ、ポルトガルの出身です。


東京へは、某携帯電話のグローバル企業でが日本進出したと同時に、彼の母国から日本は東京へやってきました。

何をやっていたのか詳しくはよくわかりませんが、ナンバーポータビリティの事もやっていたらしいです。

夫は仕事がIT関連ということもあり、今も当時も忙しくて、ストレスフルな毎日を送っています。
 
現在は残業もよくありますし、土曜も働かざるを得ない事もよくあります。
 
でも、しっかり有給は消化し、仕事は家まで持ち帰らず、家族の時間は仕事のことを考えないようにしているようです。
当時も今も、夫の仕事に対する高い意識にはいつも驚かされ、心から尊敬しています。


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私の仕事に対する理解を彼から得るのは難しいのか?
この価値観がわかり合える人でないとやって行けないのか?
そういう葛藤がありました。
そんな葛藤の中、半ば強引に仕事の休みをとって
(周りが一生懸命働いているのに、自分だけ休みもらうのは非常に苦しかった~)
人生初のポルトガルに旅行へいくことになったのです。

多分、10日~2週間くらいだったと思います。
楽しく身に付く、0~3歳限定の英語育児。グローバルキッズの養成塾。

そこで見たもの、感じたもの、におい、食べ物の味、ワインのかおり、風、日の光、空の色、人のあたたかさ、何もかもが、自分の当たり前と思っていた事をことごとく覆しました。
仕事が大事、一番大事。仕事が私の人生。
そういう生き方を大学卒業後にやってきてそれが自分にとってすべてだったので、自分の知らない世界があまりに広い事に衝撃を受けました。

一言で、「カルチャーショック」とは言いきれない、新しい世界を見たような感じでした。
夫の家族はとてもあたたかかったです。
もちろんみんな仕事があって、働いています。
そして、家族との時間があります。
楽しく身に付く、0~3歳限定の英語育児。グローバルキッズの養成塾。
町でみかけるポルトガル人の多くは、本当に、「生きてるな~!」って感じのいい表情をしているんです。
カフェで話に花を咲かせて大笑いしているおばちゃんたち、
電車で見知らぬ人に対しても譲り合える心の余裕、
レストランで心から楽しそうに友人たちと食事をするグループ、
おいしいワインで夜中過ぎまで語り合える家族。
なんというか、、、ものすごく単純なんだけど、東京の生活では見失っていた何か大事なことがあるんじゃないか?
人間が生きるのに、すごく大切な事、私、もしかして忘れていないか?
そんな風に、自問自答しました。
でも、初のポルトガル滞在で、その答えは見つかりませんでした。
それが2004年夏の出来事。
その後、当時勤めていたベンチャー企業から大手の派遣社員に、そして結婚、ポルトガルにわたる事になりました。
むかーし、スペインに住んでいたという知り合いが私に言った事があります。

スペイン人は、食べるために働く。


日本人は、働くために食べる。

そうそう!仕事が忙しい時、少しの時間でおなかに何かいれなきゃ!ってことありませんか?
簡単にコンビニフードとかインスタント食品で、デスクでパパっとランチをすませたりしません?
おなかをちょっと満たすためのカロリーメートとか、おにぎりとか。
当時の私はそういう食べ物、よくとってました。
一方、ポルトガル人のランチの光景といえば、しっかり時間をとり、プレートの料理+ワインを飲んでるビジネスマンをレストランでよく見かけます。
職場が家の近くだったら、自宅に戻って食事をする人もいます。
この時間は、どんなに忙しくてもちゃんととる、という印象です。
また、どんな職業の人も、普段どんなに忙しくても、夏休みやクリスマス休暇は休みを取り、家族で過ごす時間をつくっています。
義理の父は医師ですが、夏休みは毎年1ヶ月にもわたって休みをとります。
仕事以外の時間ーーー
家族の時間ーーー
私は今まで、家族で過ごす時間を大事にしてきただろうか?
自分の時間をコントロールするのは自分。自分の人生。
夢中で働いていた私は、仕事に自分がコントロールされていなかっただろうか?
結婚後にポルトガルで暮らした約2年。
今までの私の価値観を見直すきっかけとなりました。
人は誰もが一生を終えて死ぬときがやってきます。
そのときは、「仕事」をあの世にはもっていけません。
自分にとって、その瞬間に後悔しない生き方ってどんな生き方だろう?
20代後半は、自分の人生について、生き方について、じっくり考える時期になりました。
ポルトガルでは大学のポルトガル語講座を受けながら専業主婦を、
その後引っ越しをして、オーストラリアでは前半仕事を。
30歳で妊娠、出産を体験し、その後第2子を妊娠。
シンガポールへ引っ越しをし出産し、今に至ります。
家族が増えた事により、自分の生き方、物事の優先順位、価値観、何が何でも守りたいものが変化していくのを体感しています。
そんな中で、やっぱり私が私らしくいられる生き方は何だろう?ということを考えた中で、子育てをしながらもやっぱり『起業』にチャレンジしよう!と決意し、今に至ります。
これからの私も、きっと変化し続けると思います。
そして、またこの自己紹介をアップデートする日がやってくると思います。
私の、長い長い自己紹介を最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
Image: posterize / FreeDigitalPhotos.net

コメント

  1. N氏 より:

    はじめまして。 なんだかとても心に響くブログだったので、思わずコメントさせていただきます。
    私も仕事仕事で家庭をかえりみてません。 最近結婚したのですが、相方と過ごす時間もかなり少なくて、相方は不満を抱いています。 この前休暇を取ってくつろぎましたが、相方は年に2回こういう時間を持ちたいといいます(夏と冬)。私は一回で充分だと感じていました。 でも、たぶんこの世が終わるとき、明日の仕事を心配しながら死んでいくんだろうなぁと思うときがあります。 こちらのブログのように、私も考えさせていただきました。 人生一度きりですもんね。 。。。
    またお邪魔すると思いますがそのときはよろしくお願いします。

  2. kaori@子供のための英語環境アドバイザー より:

    >N氏さん
    コメントありがとうございました。すこしでも考えるきっかけとなったのだとしたら、私はとても嬉しく思います。
    またブログでお会いしましょう!
    是非パートナーの方との時間も大事にして下さいね。人生一度きり^^

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