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海外で暮らして はじめて分かった日本のコト【回顧録 その1】

英語子育て
この記事は約5分で読めます。

みなさん、こんにちは!子供のための英語環境アドバイザー kaoriです。

このブログを立ち上げて、読者のみなさまがどのようなページにご興味を持って下さるのかというのを、サイトのアクセス解析から読み取る事が出来るのですが、

テーマだけ立ち上げたが、未だ記事が一つもない

「外からみた日本、私の実体験」へアクセスが意外と多いのに最近気がつきました。

これではなんだか、訪問してくれた方に申し訳ない!と言う事で、

せっかくですのでこれから私の回顧録シリーズとし、今まで私が約8年程 海外暮らしをして来た中で経験した「びっくり!」「面白いっ!」「え〜ショック!」の数々を記事にしてお送りしたいと思います。過去を振り返りますと、私は1999年から2000年までを英国。2005年末から2007年までをポルトガル。

2007年から2010年まではオーストラリア メルボルン。

そして2010年から現在まではシンガポールに住んでおります。

その他にも短期滞在や旅行で訪れた国は結構あります。

それぞれの国の文化や習慣、価値観、人の生き方、楽しみ方、暮らし方、、、新たな発見がありましたが、それらの発見により、新たな視点で自分の母国である日本を新鮮な目で見つめ直す事が出来ています。

それでは、まず手始めにポルトガルでの生活から 紹介して参ります。

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2005年末、我々夫婦はポルトガルに引越ししました。

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夫とはそれまで東京の月島(もんじゃの美味しい所)に住んでいました。ポルトガルに来たばかりの頃の私は、馴染むまでに相当な時間がかかりました。何にでも文句をつけたくなるほど超ネガティブ思考だったのです。とても便利で何でも揃っていて、刺激的な情報や新しいモノがいつでもどこでも手に入るような場所、日本(東京)から来たのですからそれもそのはず。当然と思っていたことが、常識と思っていたことが、この国では通用しないのです頭をガツンとやられるようなカルチャーショックでした。何でこんなに役所が機能してないわけ!?もっと働けよっっ!どうして日曜に店が閉まってるの!?夜10時以降に買い物はできないのか?このご時世に24時間空いているコンビニとかは無いの?うーっっ!!なんて不便なんだろう。どうしてレストランではどこにいってもいつもいつも同じようなメニューの食事ばかりなのか?新しいものは無いのか? 何で“お菓子”といったら、すべてこんな甘いものばかりしかないのか。おかきとかおせんべい系ってないのかなぁ!?などなど、今となっては笑ってしまうような些細なことでイライラしたり、気持の中で非常に日本を恋しく思っていました。

“何でもあって当たり前、不便を感じない国 ” = 日本から、突如ポルトガルにやってきたての頃の私は、まるで子供のように我侭で、最初はなかなか受け入れることができませんでした。

いや、受け入れる気が無かったのかも知れません。

完全にホームシックだったのでしょう。でも、ある日、「こんなことではダメだ!もっと楽しもう!」と思い立ったのです。はじめて見たものは興味を示して家族に色々質問したり、ポルトガル料理のレシピを借りてみたり、写真を撮ったり、ポルトガル語の勉強を始めたり。気付いたことをブログに書く、などなど。

そうしたら毎日が新しい発見で面白くなったのです。振り返って見ると、ポルトガルで一番腹が立ったことの一つは「待つこと」。ポルトガルではずいぶんな時間、平気で待ちます。レジも役所も病院もバスも医者もレストランも配達も。でも、私はそのうち受け入れる事に腹をきめたのです。待つときは時計を見ない!時計も携帯も絶対見ない!そのときが来たらそのとき。気持を急かさないでドンと構えることにしました。そういうストレスを持つのを辞めよう、と思ったら突然気が楽になったのです。急いでも仕方ないし、まずは急いでも損だし、急いでもストレスになるだけ。時計を見ても見なくても、急いでも急がなくても結局結果は同じ。だったら得な方を選べば良いじゃない。そう思ったら、なぜかそれが心地よくなったのです(笑…よくも悪くもです。)

それから、ポルトガルライフをもっと楽しむために私が始めたのは、色んな物に興味を持ってみよう!とトライしたこと。私が興味を持ったのはポルトガルの古い建造物を見たり、音楽に興味を持ったり、美術館の作品を見たり、ポルトガルと日本の歴史を本で読んだり…。\n\nそんな風にホームシックを乗り越えはじめました。ホームシックを乗り越えはじめたのは、引っ越しをして半年くらい経った頃でしょうか

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分かってはいたけれど、国外に出てみて改めて気が付いた事は、日本(特に首都圏)は便利で、何でもものが揃い、スピードが速い!ということです。「小さな不便」が見つかれば、即それはサービスとなって世に出回ります。サービスをうける側、お客さん、交通機関などの利用者が絶対に困らないような配慮がされているのが日本。そしてお客さん側が不満を漏らしたら、それに従い企業側は謝罪し、サービスの改善を行い続けるのがお約束ですよね。(もちろんすべてがそう うまくはいっていないのも確かですが ^^;)

日本の常識=ポルトガルの常識ではない、という結論はすぐに出たのですが、その後も世界の国々をみて改めて思うのは、日本は世界の多くの国の中でも「異常なまでに」便利すぎると言う事でした。我が夫もよく冗談でそんなコトを漏らしております。今の私は、すっかり日本離れして、待たされても待たされてもイライラする変わりに、「イライラしてもなーんにも変わらないし」と自分に言い聞かせコーヒー飲んだり、本を読んだり他の事を始めて、そのうち待っている事をスッカリ忘れてしまうクセがついてしまいました。東京であくせく朝から晩まで働き、些細な事でもイライラしていた20代の(過去)の私にも伝えてあげたい気持ちに時々なります。つまらん事でイライラしてたら人生損だよ〜っ!!

 

今日のヒトコト

海外で生活する時に大事なこと。それは、その国の人、習慣、文化、価値観を理解しよう、違いを受け入れようとするあなたの「文化的な適応力」です!!;

それでは次回まで! 【回顧録 その2】でお会いしましょう

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